浜から眺める岩礁、富山湾越しに見る3,000m級の立山連峰の雄大な眺めは、四季それぞれに変化し、息を呑む美しさです。万葉の歌人、大伴家持は、この雨晴の風景をこよなく愛し、多くの歌を詠みました。雨晴海岸から氷見市の松田江の長浜までは「白砂青松百選」・「日本の渚百選」に選ばれています。源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという「義経岩」があり、地名「雨晴」の由来ともなっています。ぜひ、雨晴海岸の絶景を目にしてみませんか？

高岡で400年にわたって育まれてきた鋳造作業の工程を現場で解説を聞きながら見学できます。伝統の技法で錫の鋳物制作体験ができる体験工房や、実際に能作の食器を使って飲食ができるカフェを併設しています。また、販売スペースでは他では手に入らない限定品を購入することもできます。

新湊大橋は、日本海側最大級の斜張橋で、晴れた日には、日本海や立山連峰などが一望できます。歩行者用の道路「あいの風プロムナード」も整備されています。
「海の貴婦人」海王丸を中心に広がる海王丸パークは、人びとが集い、憩う、素敵なベイエリアです。さわやかな潮風をうけながら、海のロマンを満喫してください。

新湊地区の中心を流れる内川は、川沿いに停泊するたくさんの漁船や川をなぞるように立ち並ぶ家々、ユニークな橋が並ぶ風景から「日本のベニス」と言われています。特に、富山湾の爽快な眺望と内川の風情ある街並みを楽しむことができる、海王丸パークから内川の12の橋を巡る遊覧船がおすすめです。

日本一深い峡谷をトロッコ電車で訪ねることができます。宇奈月から欅平まで20kmの沿線は手つかずの秘境の大自然の美しさで彩られ、皆様を優しくお迎えいたします。また、鐘釣温泉・黒薙温泉などの自然と一体となった素朴な温泉もあり、心と体を癒してくれます。

国宝に指定されている曹洞宗の寺院。前田利長公の菩提寺として建立され、大城郭の風格があります。総門から、山門、仏殿、法堂を一直線に並べ、左右の僧堂・庫裏に回廊を巡らせるなど、禅宗寺院の七堂伽藍の様式です。境内には白い玉砂利が敷かれ、厳かな雰囲気に包まれています。

3,000ｍ級の北アルプスを貫く国際的山岳観光ルート。富山市から信濃大町まで電車・ケーブルカー・高原バス・トロリーバス・ロープウェイなどを乗り継ぎ、季節ごとに変化する大自然を満喫することができます。毎年春のアルペンルート開通時には、高さ約20ｍの雪の壁が訪れる人を圧倒します。

相倉集落、菅沼集落は岐阜県の白川郷とともに1995年に世界文化遺産に登録され、今も人々の生活が営まれています。「合掌造り」は古くは日本の民家に広く使われた様式で、茅葺（カヤブキ）の屋根の形が（手を合わせた）合掌の形に似ていることから名付けられました。

戦国時代に越中一向一揆の拠点になった寺院。中世城郭寺院の威勢を今に示します。実ならずの銀杏、天から降った石、水の涸れない池などといった勝興寺七不思議が有名です。現在、平成の大修理として保存修理中の大広間ほか11棟では、日本でも有数規模の修復作業現場を見学することができます。（要事前申込）

新湊漁港セリ場では、目の前の海で獲れた新鮮な魚介類のセリを、早朝だけではなく午後の1時からも行っています。9月から5月までは、絨毯のように並べられたベニズワイガニのセリを見学することが出来ます。見学には事前の予約が必要ですので、詳細についてはお問い合わせください。